カテゴリー「経済・政治・国際」の3件の記事

2006/07/17

ミサイル問題 韓国事情

朝鮮日報、中央日報のコラムはなかなか面白い。

政府の見解と世論が必ずしも一致するわけでないのは、何処の国でも同じ事と気づかせてくれる。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/07/17/20060717000042.html
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=77743&servcode=100§code=110

盧武鉉の親北政策に異を唱える韓国国民も少数ではないわけだ。現実的な北朝鮮の脅威を韓国国民は決して軽視しているわけでない。同民族ではあるが38度線を境に戦争を起こした過去もある。盧武鉉はあまりに平和ボケしすぎていると思わざるを得ない。親北政策失敗を対日強硬策でうやむやにする手法も最近マンネリ化しすぎている。

次の記事は石破元防衛庁長官が中央日報社に語ったインタビューの内容。

http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=77843&servcode=500§code=500

防衛庁長官を務めただけあってバランス良い回答だなと私は評価している。日本の大多数の国民の本音は石破氏が語った通りだと思う。自衛隊は事実上の軍隊であり、これを憲法上に表記するのは当然だと思う。軍事保有の明文化がイコール侵略国家というならば、世界の全ての国家が侵略国家と評価されるべきだ。集団的自衛権を行使しうるだけの軍隊を保持する事は独立国家として当然の権利だ。灰色部分を拡大解釈するほうが、よほど法治国家として危ういという事は明白だと思う。

そして、石破氏が語るように、韓国国民が日本の軍備増強に反応するのは歴史的背景からすれば当然である。これからも都度、韓国政府・国民は遺憾の意を発し続けるだろう。日本としては許容はしないものの、日本は中韓両国の反応を真摯に受け止めつつ、現実的な軍備増強を行えば良い。つまり気づかぬ内に侵略国家に傾倒していないかを都度再確認すれば良いだけだ。いわば中韓の苦言は企業でいうと社外取締役・監査役のチェックと思えばいい。中韓が目を光らせている限り、日本国が侵略国家になる事はない。もちろん中韓なくしても、今後100年程度は日本は侵略国家にはならないだろうと私は確信している。

ミサイルが飛んできてもW杯の放送を流し続けている平和ボケ国家が、侵略国家になりうる訳がない。

評価すべきは中央日報が石破氏の回答を正確に伝えている事だ。まだまだ国定教科書による歴史観の強制などが行われ自由の制約が多い韓国ではあるがジャーナリズムの息吹は根付いたわけだ。インターネット社会では情報の規制は難しい。各国の主観的・客観的情報が取得する事ができるようになる。それら情報を個々人が処理する事が加速度的に進めば、日韓両国の溝は少しずつ埋まっていくものと期待している。

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2006/03/23

来日犯罪率

goriさんのサイト(Irregular Expression)で、来日外国人の犯罪率を、韓国人を100%として比較した表が提示されていました。韓国人が基準となっている理由は、韓国人へのビザ免除についての議論の上での資料という事が理由のようです。

http://www.wafu.ne.jp/~gori/diary3/20060315korea_visa.html

中国人、イラン人の犯罪率の高さは風評の通りと頷いてしまう。ベトナム人が突出して高い犯罪率であった点は意外かな。基準となっている韓国人の犯罪率ですが、嫌韓論2では非常に高いと煽っていましたが、goriさんの調査では来日フランス人よりも来日韓国人の犯罪率は低いようですね。

算出方法などはgoriさんのサイトを参照の事。私としては納得のいく算出方法でした。


とはいえWBCの日本優勝に対する、韓国マスコミ各社の紹介をみると・・・どうも心情的にはビザ免除を認めたくなくなります。私の心の狭さといえばそれまででしょうけれど。

朝鮮日報のネット日本語訳版をご覧いただければ、今回のWBCに関わらず、様々な点で彼らの日本に対する意識過剰な面が判ります。複雑な歴史背景が故とは言え、少々異様に思えてしまいました。

と書くと私の偏りが如実に出てしまうのでフォローしておきます。

来日韓国人労働者の方に知り合いが何人かいますが、皆、客観的な思考の持ち主で尊敬できる人ばかりです。結局のところ、無知蒙昧で踊らされるが一般大衆。第一次権力であるマスコミに煽られる日本人と、まだ国の圧力が強く政府に煽られる韓国人、どっちもどっちのように思えてなりません。

日本の民放のニュースで、WBCの日本優勝に対する韓国マスコミの報道を知ったわけですが、6勝で2次リーグを勝ち抜いた韓国チームが、決勝トーナメントの1度の敗退で決勝に進めなくなるというのは、やはり韓国国民としては納得のいかないものでしょう。相手が日本だから少々大人げない報道になったわけですが、日本の代わりがアメリカであったとしても彼らは同程度の報道をしたのではと思います。

日本でも誤審問題で一躍有名になってしまったボブ=デービッドソン氏に対する憤慨をマスコミ各社が報道し続けたでしょう。2次リーグ敗退に終わっていたとしたら、負の感情は相当蓄積され、諸外国に見せられぬようなみっともない報道に辟易されていたかもしれません。

先に挙げた朝鮮日報の記事を抜粋してみます。

「日本は韓国よりプロ野球の歴史が50年も長い。高校だけで約4700チームもある日本と、50前後しかない韓国では、基本的な資源からして相手にならない。だから客観的な戦力に優れた日本に二度連続で勝ったことさえも奇跡のような出来事だった。 奇跡は三度はやって来なかった。」

前後には日本が漁夫の利で優勝したとの記述もあるけれど、上記のように冷静な分析をも伝えている。自国贔屓になるのは当たり前、歴史背景も加味して、少々の皮肉など笑い飛ばす余裕を日本が持たねばならないと思う。

韓国チーム・マスコミ・国民の面々も多種多様、十人十色。半ば洗脳教育を受けている中でも、しっかりとした平行感覚をもった発言をされる方も居らっしゃいます。韓国の金寅植(キム・インシク)監督も、そのうちの1人でしょう。

やはり人種ではなく国家ではなく個人を見ていかねばならない。
同時に個人だけでなく国家・人種の持つ意味をも考えていかねばならない。
そう思う。

そんな、当たり前な事を、当たり前にぶっちゃけられる日本という国のありがたさを実感し、そして、そのような国を作り上げた先人に感謝するわけなのです。

・・・結局、話は脱線してるし

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2005/04/15

竹(独)島問題1

中国の反日デモが明日大規模で行われるとか、アジアの嫌われ者・悪人になっている日本。アジアに属する国として悲しい限りである。

特に隣国でもあり、日韓ワールドカップを成功させた韓国との関係悪化が激化している。今年は日韓友好の年として定められ、韓流ブームも手伝い友好的関係が更に深まると予想された。しかし島根県が「竹島の日」なる記念日を条例で設立したことで、韓国国民の心情を逆撫でした形になった。盧武鉉大統領も、一転して歴史問題に触れる政策転換を行った。

さて、そもそも問題になっている竹島(韓国名では独島)の領土権の正当性はどこにあるか。日本の教育において北方領土の領土問題は口酸っぱく教わったものだが、竹島については全く触れられていなかった。流石に今年の教科書には竹島の領土権が記述されているらしい。

反対に韓国では、しっかりと自国の理論武装を踏まえて教育している。このあたり見習わないといけないと思う。見習うと何故か怒られるんだけどさ。

私も不勉強だったので簡単にググって勉強している。日本のサイトを観ると完全に、国際的・歴史的・法規的に、竹島が日本の領土のように思える。私は日本人であるし、この論拠を信じ、竹島の韓国不法占拠を直ちに解除させるべく自衛隊の出動、ないし、国際法廷での紛争解決を望む。

韓国サイドの意見をみると、これまた国際的・歴史的に竹島が韓国の領土のように思える。法規的な論拠に些か無理があるものの論理的に論じてはいる。韓国はこの論拠に従い、日本に対し竹島の領土権を主張し、国際法廷で争えば良い。

結局、領土問題など、歴史認識をすりあわせて解決するような問題ではない。パレスチナ問題も然り。如何にどちらかの国の主張が正しいにしろ、正当性を根拠に解決なぞするわけがない。最終的にはビジネスライクな決断をせねばならないと思う。特に竹島の領土権争いが激化している原因は、その200海里資源の奪い合いにあるのだから、反対に帰結点も探す事ができるのではないかと思う。

どちらにしろ、もっと政府レベルで話し合わないといけないし、もっと日韓国民同士が両者の認識を知る必要がある。歴史問題の認識齟齬が決定的な事を知るのが紛争解決の前提と思う。

しかし民族・国というのは面白いものだ。一種の呪いみたいなもんかもしれない。神がバベルの塔を崩した時に行ったような。

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