メインPCと、サブPCのHDD容量が逼迫している。ちょくちょくHDD容量を増やすなどの対応をしてきたのだが、ここらで抜本的に家内ストレージの改革を図ろうかと計画している。大容量NASの導入である。
NASという単語は、IT技術者には常識かもしれないが、一般の人には馴染みがないかもしれない。通常パソコンに接続されているハードディスクは、DAS(Direct Attached Storage)と呼ばれる。意味はそのまんま「直接端末についてるストレージ機器」ということだ。ストレージとは保存・保管するものと考えてよい。
端末に大容量ストレージを実装させたことの利点は、ハードディスクが無いパソコンを思い浮かべると自ずと判ると思う。昔はフロッピーディスクからプログラムを起動していた時代もあったのだ。DASは確実に端末の利便性を飛躍的に向上させたといえる。
しかしパソコンが廉価になるにつれて、個人で、もしくは家庭で、複数の端末を利用する人も増えている。このような環境では、各端末の大容量ストレージよりも、端末間のデータ共有が利便性を更に高める事になる。
『片方の端末で「絵」を書いて、もう一方の端末のワープロソフトで作成している文書ファイル上に貼り付ける』というケースを考えてみる。
まずネットワークが存在しない環境では、各端末間のデータ共有は外部の記憶媒体を頼るしかない。つまりフロッピーディスク・MO・CDR・DVDR等のリムーバブルディスクでのデータ共有だ。フロッピーに「絵」を保存し、もう一方の端末で読み込むという原始的なデータ共有である。
しかしネットワーク先進国となった日本では、パソコンはネットワークに接続されているものと考えていいだろう。私などはネットワークに接続されていないパソコンの使用目的が理解できない。このようなネットワーク環境があるのなら、外部メディアに頼る事無く、端末間のネットワーク共有により、データ共有を実現した方が利便性が高い。つまりパソコンAの「絵」を、ネットワーク越しにパソコンBにコピーである。
私の現時点でのデータ共有は後者のレベルである。DASを前提としたデータ共有の域にとどまっている。
ここで今回導入しようとしているのがNAS(Network Attached Storage)である。
これも読んで字の如く。「ネットワークについてるストレージ機器」ということだ。つまりハードディスクなどのストレージ媒体に、ネットワークインターフェースと、それらを管理するOSやツールがくっついたものをNASと呼ぶ。いってみればネットワークに接続しているPCをNASと言い張っても問題はないと思う。つまりデータストレージに特化したネットワークサーバ機器をNASと言う。
で、なにが便利なのか。
各端末に偏在していたデータを、NASで一括保存する事で、ネットワーク上の全ての端末はNASをネットワーク接続するだけで、全端末のデータを利用する事が可能になる・・・あたりまえである。先の例でいうならば、『パソコンAの絵』とか、『パソコンBの文書』ではなくて、『NASにある絵・文書』を、パソコンA・Bで逐次更新するだけになる。
これまで各端末のストレージを逼迫していたデータファイルはNASで一括管理される。各端末のストレージは純粋にアプリケーションの保存の為に活用する事ができる・・・あたりまえであるが嬉しい。
NASは端末とは独立しているので、パソコンを新しく買い換えても、データ移行作業を行わなくて良い・・・ちょっといいかも?
NASは端末とは独立しているので、DASのようにIDEセカンダリのスレーブまで埋まってるとか、USBポートが埋まっているのでUSBハブの導入が必要とか、そもそもUSB2.0じゃねぇよウチのパソコンとか、導入時の下らぬ問題が避けられる・・・これ結構重要かと思う。
NASの電源を落とさない事で、パソコンを起動する事無く、パソコンで使用していたデータをAV機器で利用する事が可能になる・・・かなり革新?
てな感じである。なんか便利なんだかわからない人もいるだろうけど、ようは一般の方に普及していないものを導入して悦に浸ろうという事だ。
長文になりすぎ、NAS導入の具体案は、明日に持ち越しです。
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