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2008/07/25

G線上の魔王 感想

あかべぇそふとつぅ『G線上の魔王』ようやく終了。
発売日から2ヶ月程経ってるという・・・どうも没頭してプレイできなかったです。

 

以下、口語調にとりとめもなく感想。

 

うん、るーすぼーい氏の前作「車輪の国、向日葵の少女」よりも、
インパクトに薄れる分、心には残らないというか・・・
正直、5年後に忘却されるタイプの佳作。

私の前作の感想を掘り返してみますと、

【関連記事:車輪の国、向日葵の少女

厳しい私の評価に驚きもしますが、
「車輪の国、向日葵の少女」5章の衝撃のシーンは、まだ記憶に残っています。
その点、記憶に残らない数多の作品よりも「車輪の国、向日葵の少女」は
作品として魅力があったといえると断言できます。

ところが、本作品は、どうも見せ場が無いというか・・・
私が、るーすぼーい氏に求めるレベルが高すぎるのか・・・
4章の時田ユキのシーンとか、5章の魔王のシーンとか、
プレイヤーに驚いて欲しいのだろうなという作者の意図はわかるんだけど、
脳天を突き抜けるような衝撃は受けないんですよね。

 

「あっ、そう」 みたいな。

 

プレイ中はそこそこ面白いんだけど、
5年後に内容を聞かれたら、こう答えるだろうね。

「親父が怖ぇゲームっす」

 

そこしか印象のこらないんだよね、佳作なんだけどね。


インパクトだけ求めてもどうかと思うので、重厚さという意味だと、
サスペンス物ということで、勇者と魔王の間で繰り広げられる、
高度で知的な闘いを期待したりしますよね?

肩透かしを喰らいますから。

仕掛けが心理・盲点トリックばかりというのが、どうも。
推理小説、サスペンス好きな方からすると正直驚きは少ないです。

とはいえ、この手のトリックを経験していない人にとっては
十分に楽しめる代物とは思います。


いえ、けなしてばかりに見えますけれど、
数多あるゴミゲームとは比べ物にならないくらい面白いですよ。

 

そういうえば公式のキャッチコピーはこうでしたね・・・


いま、命をかけた純愛ドラマの幕が上がる───

うん、今まで衝撃とかトリックとかゴネてごめんなさい。

サスペンスとか推理とかどうでも良いです。

 

テーマは純愛ですから。

 

最終章、主人公の純愛の貫き方を見届けて惚れる事ができれば、
それだけで佳作になりえるでしょう。
そこに価値が見出せないと駄作です。

『G線上の魔王』は純愛ドラマです。
だからこそ受け手が抱く純愛の定義により、評価は大きく変わるでしょう。

最終章の主人公の行動は、

貴方にとって純愛でしたでしょうか?

それとも自己愛でしたでしょうか?

私は自己愛と純愛は───

両立しうると考えています。

青いですかね?

 

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コメント

感想拝見しましたw
概ね同じような感想です、車輪と比べるとキャラに悲痛さが足りないのでどうも感情移入しにくい作品でしたねw
ただ、ユキとのベッドシーンがないのは残念すぎるwエンディング的にはあっても良かっただろ…
ん~最後の主人公のシーンだけは自分は好きだしたね~自己愛大いに結構!!恋愛は自分のためにするものです、他人から頼まれてするものではないですから。

投稿: アイリ | 2008/07/25 02:56

最近、感想というよりグダグダ話で濁しているきょこです。

水羽BADでは満足いただけなかったようでw

最後のシーンだけはガチでよかったです。
挿入歌の入り方も完璧です。
2回読み直し、満足しました。
G魔王は最後のシーンの為だけにありますね。


投稿: きょこ | 2008/07/26 14:10

感想読ませて頂きました。
今回の作品の感想どころは大体同じです。
ただ、自分は思うのですが、ルースボーイ氏が車輪に続き叙述トリックを使おうとするのだろうか?車輪をプレイした人は何かあるんじゃないか?と訝しむと思うのです。
自分は今回の叙述トリックは叙述トリック自体がトリックなんだと思います。そして、プレイヤーが叙述トリックに目を取られているうちに5章で完結と思わせて、最終章の感動のシナリオを展開させてるのだと思います。

投稿: ナナシ | 2008/07/29 06:54

なるほど。

ニュアンスとしては、森博嗣の「笑 わない数学者」みたいな逆トリックですかね。

目の前に簡単なトリックを提示しておき、逆トリックを隠してしまうと。

正直、最終章は3回見直したほど気に入りました。
ああいう青い展開大好きなんですよ

投稿: きょこ | 2008/07/29 23:04

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