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2008/02/14

「ひぐらしのなく頃に」と殺人事件

JCASTニュースの記事に『「ひぐらしのなく頃に」が殺人事件を引き起こしたのか?』なるものがありました。

東京大学の特任講師とのインタビューをまとめた記事で、結論からいうと、『ひぐらしのなく頃に』が殺人事件を引き起こしたと言いにくいというもの。

2007年9月に斧で父親を殺害した16歳少女については、2008年1月下旬に家庭裁判所の決定によると、少女が凶器に斧を選んだ理由は「興味を持っていたギロチンから連想した」という事のようです。

「ひぐらしのなく頃に」で印象的な『鉈』とは、全く関連性が無かった事がわかりました。しかし、その事をJCASTニュース以外のマスコミで目にした覚えはありません。

少なからず関連性を示唆するかのようなマスコミ報道や、TV放映を中断したTV局の対応により、関連商品を販売していた各社は損害を受けているはずです。原作者と彼等への謝罪はされたのでしょうか?

 

講師も述べていますが、いまだにゲームなどの新興メディアは、小説・実写映画に比べて低くみられすぎです。日本人はラベリングが好きな人種で、カテゴライズとレッテル貼りに命かけているような奇妙な民族です。(その最たるものは血液型性格分析ですが、書くと長くなるので別の機会にします。)

そしてゲームには一種の負のレッテルをつけられてしまっています。ゲームを原因とするならば、結論との因果関係があいまいでも納得してしまう心理が、既に一般大衆に植え付けられてしまっています。

この状況は非常に残念な事だと思います。日本産の小説・実写映画も確かに質の高いものはあります。しかし抜き出て秀でているとは私には思えません。比べてゲーム・アニメ・コミックは日本産が海外を圧倒していた時期がありました。これは非常に有効な日本の武器になりうるはずでした。

しかし世の冷たい仕打ちの中、これらメディアの優位性も徐々に衰え、ゲームに関しては逆転された感もします。

何故日本人は自分たちが磨き上げたものを誇り、それを保護しようとしないのでしょうか?憶測で物事を語り、貶めようとするのは何故でしょうか?


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どこぞのサイトでひろった絵。これだけみると残虐なゲームに思えるかもしれません。しかしながら「ひぐらし」以上に犯罪の抑止を訴えたゲームは数少ないでしょう。マスコミ、とくにTVメディアは、圧倒的に世論を左右しうる権力を持っています。権力を保有する者は濫用にならぬように心がけるべきです。批判するならば最低、その対象をきちんと調査してから語らねばプロとして恥ずかしい仕事だと私は思います。

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» 悪化・・・ [にゃんこのニャンコ日記♪]
う〜ん風邪が悪化中・・・どうも、ぶろぐも更新するのもツライ・・・でも日々やらなきゃぁ〜意味がないと思いつつ。熱下がってほしいにゃん・・・にゃんこ [続きを読む]

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