« DS楽引辞典 | トップページ | KOTOKO 2ndアルバム「硝子の靡風」 »

2005/06/20

Tears To Tiara

Leafの最新作『Tears to Tiara』クリアです。

本作品は同社の『うたわれるもの』のような18禁シミュレーションRPG+ノベルAVGです。『Tears to Tiara』のシミュレーションパートは『伝説のオウガバトル』や『半熟英雄』シリーズのように、マス・HEXが無くリアルタイムにユニットを動かすタイプ。ドラクエのような作戦AIがありオートプレイが可能。難易度を選択ができ「普通」レベルだとオートプレイで8割方クリアできてしまうという簡単さ。またCtrlキーを押しっぱなしにすることで高速モードになるのも親切。てか、戦闘パート中に押すキーはCtrlキーのみでクリアできる画期的なシステム。横着な貴方にぴったりです。

シミュレーションパートを簡単にしたのは、一番の売りであるAVGパートの「シナリオ」を最後まで楽しんでもらいたいが為でしょう。エロゲのSLGに本格SLGの難易度を求める人は少ないと思うので懸命な判断かと思います。と、フォローしておきますw

さて肝心なシナリオはファンタジー調の良くある話。『うたわれるもの』のような最後にサプライズを用意するという手法ではなく、誰もが推測できる伏線をチラチラと見せて盛り上げていく手法。その意味でプレイ後の余韻が薄いのが残念。

今作品のテーマは友情でしょう。文字通り汗と涙と血の友情物語が展開されます。戦闘の中、背中をあずけあう「友」ですよ。熱すぎです。ジャンプ的友情です!。このゲームをプレイし終わったとき、「友よ」と友人に語りかけたくなる貴方がいることでしょう。実際にすると寒い目で見られるので注意してくださいね。

その反面、♂⇔♀(恋愛)方面はとってつけた感じ。てか女性キャラの魅力なさすぎ。魅力以前にキャラを立てる為の努力さえしていない。いわゆるハーレム系シナリオでは女性キャラをハーレムに加える際の紆余曲折が重要だと思うのです。ヒロインたちの葛藤がそのままキャラとして確立されるわけです。

しかし今作品では、メインヒロインのお嫁さんにして下さい宣言に始まり、原住民娘はいきなり夜這いしてくるし、家付き妖精姉妹は本拠地に住み着いていて既にゾッコンLOVE状態だし、アザラシ女・商魂魂女も同じくゾッコンLOVEだし(死語を2回使う勇気)、帝国女騎士なんて「棚から牡丹餅」ならぬ「荷箱から金髪女」だし。ようはチョメチョメにいたる過程が全てすっ飛んでいるわけですよ。

こんなとってつけたようなヒロインたちに魅力を抱けるでしょうか?。魅力無い女性キャラをはべらすハーレムシナリオ・・・見るに耐えません。今作品のHシーンのほとんどをスキップで飛ばしました。

辛辣にばっさり切ってしまいましたが、友情劇や世界設定などは楽しめるレベルです。少々使い古された設定ではありますが、今作品の第2のテーマは「王道」ですので、シナリオも王道の展開といったところでしょうか。

CG・BGM・挿入歌は、さすがリーフといったところでしょう、高水準のレベルを保っています。惜しむらくは立ち絵と各イベントCGで同一キャラと認識できない事。ゲーム制作期間中に原画家さんがメキメキと実力をつけていったとの事ですが・・・画風がかわってませんか?w

話かわって、『うたわれるもの』はPS2に移植決定ですね。移植は『サモンナイト』シリーズの開発会社フライト・プランが手がけるのでシミュレーションパートの強化が期待されます。『Tears to Tiara』もコンシュマー移植は間違いないでしょう。コンシュマー移植の際には不要なHシーンの代わりに、更に熱い友情劇が追加されることを期待します。

|

« DS楽引辞典 | トップページ | KOTOKO 2ndアルバム「硝子の靡風」 »

ゲーム」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/49030/4640238

この記事へのトラックバック一覧です: Tears To Tiara:

« DS楽引辞典 | トップページ | KOTOKO 2ndアルバム「硝子の靡風」 »