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2005/06/02

ストップオーダー

株投資において、誰もが重要だと思いながらも、実践することが難しいのが「損切り」です。

私が考える損切りの定義とは、評価損の拡大を防ぐ目的で行う反対売買による損益確定、です。

誰もが株価が上がると思い株を買うのだし、株価が下がると思うから空売る事と思います。しかし市場は私達の予測を頻繁に裏切るのです。損をするのは誰もが嫌なので、最低限購入売価に戻るまでは・・・と甘い希望(妄想)を抱きつつ塩漬けし、結局株価はフリーフォールのように暴落するのが、典型的な失敗例なのではないでしょうか?

もちろんV字反転し、運良く、購入売価を越えて暴騰する事もあるでしょう。しかし、それはギャンブルであって運用ではありません。ギャンブルはいつか外れる事があり、外れた際に取り返しのつかない事態に陥る事は目に見えています。傷口が大きくなる前に、ポジションを手じまう事は、株式運用で最も重要な技術であると思います。

評価損が膨らむと、購入平均価格を薄める為にナンピン買いを行う投資家も少なくありません。しかし元本が大きくなる事は、評価損の増大が加速する事でもあることを認識すべきでしょう。ナンピン買いはリスクの高い行為なのです。むしろナンピン買いをせねばならない状況にならないよう、早めに損切りを行う事が重要でしょう。

しかし人間は欲にまみれ生きている生物なので、常時は損切りの大切さを語りながら実行する事ができません。そこでお奨めするのがストップオーダーです。反対売買による逆指値を常に設定することで、損切りを自動化するのです。自動化する事で欲の入る余地を無くせますし、損益をあらかじめ確定する事ができます。後者は最悪の事態になっても、どれだけ損を被るかも把握できるので、心理的平静を幾分得る事ができるでしょう。

損切りラインは各自の運用ルールで行うのが良いでしょう。私は移動平均曲線と、ボリジャーバンドのσ+1の中間あたりの価格を損切りラインとして設定しています。購入売価の3%割れラインなど元本を元に設定するのも良いと思います。ここで重要なのは、評価損が膨らんでも損切りラインを下げない事と、評価益が生じたら都度、損切りラインを引き上げる事です。

上昇トレンドにのっている最中、いつ株を利益確定するか悩む事でしょう。PERなどから適正価格を判断する人もいるかと思います。しかし往々として割高な株が上昇し続ける事もあるのが現状です。私は、ある程度の評価益が発生した場合は、適正価格など考えない方が良いと思っています。せっかく評価益が拡大するチャンスを自分で摘む必要はありません。そこで活躍するのが、またもやストップオーダーです。つまり上昇トレンドが終焉すれば、自ずから損切りラインまで下降し、利益確定される訳です。

私は、明日の相場を予測する事はできません。予測する努力をしてきましたが、結局、競馬の予測と同じようなもので、明確で安定した結果を期待できるレベルではないのです。予測できないのならば、予測せずに利益を得る方法を確立すれば良いだけです。その際に必要な技術がストップオーダーだと私は思うのです。

最大損益をあらかじめ確定し、最小限に収め、
獲得利益を自分で確定せず、相場に任せる。
これが分析力がない才能ない投資家でも、唯一実行しうる株式運用方法なのではないでしょうか。

ま、利益を上げていない人の考える事なので、話半分に受け取ってくれるとよいかと

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