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2005/04/15

竹(独)島問題1

中国の反日デモが明日大規模で行われるとか、アジアの嫌われ者・悪人になっている日本。アジアに属する国として悲しい限りである。

特に隣国でもあり、日韓ワールドカップを成功させた韓国との関係悪化が激化している。今年は日韓友好の年として定められ、韓流ブームも手伝い友好的関係が更に深まると予想された。しかし島根県が「竹島の日」なる記念日を条例で設立したことで、韓国国民の心情を逆撫でした形になった。盧武鉉大統領も、一転して歴史問題に触れる政策転換を行った。

さて、そもそも問題になっている竹島(韓国名では独島)の領土権の正当性はどこにあるか。日本の教育において北方領土の領土問題は口酸っぱく教わったものだが、竹島については全く触れられていなかった。流石に今年の教科書には竹島の領土権が記述されているらしい。

反対に韓国では、しっかりと自国の理論武装を踏まえて教育している。このあたり見習わないといけないと思う。見習うと何故か怒られるんだけどさ。

私も不勉強だったので簡単にググって勉強している。日本のサイトを観ると完全に、国際的・歴史的・法規的に、竹島が日本の領土のように思える。私は日本人であるし、この論拠を信じ、竹島の韓国不法占拠を直ちに解除させるべく自衛隊の出動、ないし、国際法廷での紛争解決を望む。

韓国サイドの意見をみると、これまた国際的・歴史的に竹島が韓国の領土のように思える。法規的な論拠に些か無理があるものの論理的に論じてはいる。韓国はこの論拠に従い、日本に対し竹島の領土権を主張し、国際法廷で争えば良い。

結局、領土問題など、歴史認識をすりあわせて解決するような問題ではない。パレスチナ問題も然り。如何にどちらかの国の主張が正しいにしろ、正当性を根拠に解決なぞするわけがない。最終的にはビジネスライクな決断をせねばならないと思う。特に竹島の領土権争いが激化している原因は、その200海里資源の奪い合いにあるのだから、反対に帰結点も探す事ができるのではないかと思う。

どちらにしろ、もっと政府レベルで話し合わないといけないし、もっと日韓国民同士が両者の認識を知る必要がある。歴史問題の認識齟齬が決定的な事を知るのが紛争解決の前提と思う。

しかし民族・国というのは面白いものだ。一種の呪いみたいなもんかもしれない。神がバベルの塔を崩した時に行ったような。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

その国際法廷(国際司法裁判所)で問題解決するのを拒否してるのが、韓国なんですよね。
国際司法裁判所の判決に従わない場合は、国連制裁もありますから、相手国が拒否権を持つ常任理事国でもない場合は、非常に有効なんですが。
なぜなんでしょう?

投稿: KoZ | 2005/04/15 08:28

その点について次回テーマにあげようかと思いましたが、簡単にコメントにて書いちゃいますね。

結論からいって韓国が負けるからでしょう。

同様な質問がある掲示板でテーマにあがっていました。ここで韓国の方の書き込みがあり、非常に参考になります。

以下が韓国が国際法廷に乗り出さない理由だそうです。
・国際法上、歴史的資料は証拠認定されない事。
・国際司法裁判所の運営費の多くは日本が提供している事
・国際司法裁判所の 15人の判事中一人が日本人である事
  (罷免すればよいだけだと思うが・・)
・国家機関の継続的で一貫性ある実質的占有が、国際司法裁判所で重視されるため、現時点で勝ち目がない状態であるなら、占有を維持することが将来的な領土権確保につながる事

法規的のよりどころとしては、韓国は以下を主張しています。

・韓国併合の5年前の1905年には既に外交権を制限されており、日本の竹島領有の主張に対抗し得なかった。
・カイロ宣言の解釈で、暴力・強要によって取得したすべての領土を返す旨の条文において、強要により取得した領土に竹島を含めるとする。
・サンフランシスコ講和条約の解釈で、「朝鮮の独立を承認して、済州島、巨文島及び欝陵島を含む朝鮮に対する全ての権利権原及び請求権を放棄」(二条a項)の、朝鮮に対する全ての権利権限に「竹島・対馬の領土権を含める」とする。

これに対する反論は以下サイトを参照いただきたいと思います。
少し右寄りな漢字表記のサイト
竹島領有問題

上記のような日本の論理展開や、アメリカの竹島が日本に帰属する旨の文書等、現時点での国際的評価が日本寄りである事も、韓国政府は当然理解している事でしょう。

竹島領土権の実質的な国益は、200海里水域資源・とくにメタンハイドレードの所有権に繋がります。これを過去の歴史問題に結びつけ日本を牽制し、勝てない戦はせず、既成事実を作るという政策は、冷静で狡猾な非常に優れた手法だと評価できます。日本も強硬姿勢という外交手法を学んで欲しいものです。

投稿: きょこ | 2005/04/15 12:24

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中田 今日のテーマは「外交問題」なんだけど、テーマがテーマだけに、ちょっと今はネタにしづらいところがあるよね。 大田 喋り方もつい、中国語訛りの片言の日本語になっちゃうアルよ。 中田 それはねーだろ! 大田 本当ザンスよ。 中田 なんだよその訛りは! 日本と韓国、それ中国との外交は、竹島問題、反日デモなんかで今、大変なことになってんだよ! 大田 そんなことより、俺、腹減った。 中田 …お前、�... [続きを読む]

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