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2005/02/15

TV版 AIR 1~6話

巷で評判の良いTV版「AIR」を6話まで一気に鑑賞してみた。

まず、Dream編3編を同時進行しつつ原作のイメージを崩さない「構成力」に感心した。今週放映の「Dream~ゆめ~」迄の7話分の時間では、Dream編のテキスト量を完全に網羅する事は不可能であるのは言うまでもない。従って相当分のシナリオを削っている事になる。が、Dream編の核は伝える事ができていると評価してよいでしょう。何しろ「泣けた」し。

ゲーム版「AIR」が心の琴線を震わせ涙を誘った要因の一つは、間違いなくBGMにある。特に「青空」のインストゥメンタルが流れると、私などは、パブロフの犬の如く涙腺が潤むのである。この点、TV版ではゲーム版のBGMそのものを使用し、しかも適した選曲・絶妙なタイミングとあっては文句のつけようがない。唯一問題があるとするならオープニングの「鳥の詩」だろうか。限りある放映時間を本編に費やすための手段として、主題歌をショートバージョンで流すのは致し方ないとは言える。が、あまりにもブツ切り過ぎる。「鳥の詩」は歌であり詩である。詩は物語と私は思う。その詩の連なりを断絶するということは、物語を破壊することに他ならない。詩は死んでしまう。DVD版ではフルバージョンで新たにオープニングを再作成していただきたい。それだけでDVDの購買意欲が沸くだろう・・・ってか、そういう戦略ですか?

作画レベルを高レベルに保っているのも感心である。6話といえば丁度物語半ばで、作画が手抜きになりそうでもあるが、終盤「屋上で対する美凪・国崎とみちるの影」のシーンなどは、明らかにデジタル技術を駆使していると判る。良い仕事しています。

総じて満足度はかなり高いです。しかし原作を駆け足で辿るという構成上、原作を知らない人には物語を把握する事ができないのではないかという不安はあります。しかし商業的には問題ないのかもしれません。そもそもTV版「AIR」のターゲットは一時的には原作ファンであるように思えます。原作ファンのAIRへの感心の再起を、新規顧客に伝播させるという狙いなのでしょう。その狙いにのって、物語について行けていない方々に全年齢版でも勧めてみるのも良いかもしれません。仲間増えるし。

あぁ、7話以降も楽しみだなぁ。

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